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2019/09/30 18:13
こんにちは。
SCOR[スコー]のいりーです。
8月中にも、たくさんのワイヤー加工ペンダントトップ製作のオーダーをいただきました。
今回は、お客さまのカイヤナイトと、SCORでご用意したシトリン、アクアマリンで製作した作品をご紹介します。
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▶︎▶︎前作はこちら
<オーダー作例>マラカイトのペンダントトップ
▶︎▶︎次作はこちら
<オーダー作例>ターコイズ丸玉ビーズ のペンダントトップ
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<作品データ>
💎作品サイズ💎
90ミリ × 30ミリ(厚み不明)
💎素材💎
カイヤナイト ファセットカット(ご依頼主様よりお預かり)
縦54ミリ × 横14ミリ × 厚み約7ミリ
アクアマリン ブリリアントカット(SCORでご用意)
縦10ミリ × 横6.5ミリ(厚み不明)
シトリン ブリリアントカット(SCORでご用意)
縦12ミリ × 横12ミリ(厚み不明)
💎ワイヤー💎
シルバーメッキワイヤー
💎オーダーメニュー💎
おまかせスペシャル
💎オーダーの経緯💎
Twitterを通じて、お問い合わせをいただきました。
💎製作開始までのながれ💎
1、石のサイズ、形状、種類のデータと写真を拝見し、ワイヤー加工が可能であることをご返答。
2、メニューのご相談があり、「装飾用の石と、光芒モチーフをつけて欲しい」とのご希望があったため、「おまかせスペシャル」での製作が決定。
3、装飾用の石はSCOR [ スコー ] で用意してほしいとのことだったため、装飾石の候補を選別。
お見積もり金額をお知らせしました(実際に使用する装飾石の内容は、この時点ではまだ決定していません)。
4、カイヤナイトが到着。
カイヤナイトに、装飾石の候補を並べた写真をお送りし、ご意向を伺いました。
5、「アクアマリンとシトリンの両方を使ってほしい」とのご返答をいただき、装飾石が決定。
カイヤナイトのサイズが大きめだったため、あらかじめ作品サイズのイメージをお伝えすべく、石の現物による並べ方のバリエーションと、ざっくりとしたデザインスケッチをお送りしました(写真は一部)。
6、代金のお振込をいただき、作品の完成をお待ちいただきました。
💎デザインのポイント💎
1、とても美しい宝石質のカイヤナイト+装飾石を、なるたけワイヤーで隠さないこと
2、縦の寸法を、なるたけコンパクトにすること
3、光芒モチーフを組み込むこと
の3点を最優先してデザインしました。
1のために、カイヤナイト、シトリンは爪留めに、アクアマリンはボウタイセッティングという石留めを採用。
カイヤナイトは、ワイヤーをすり抜けやすい形状で、厚みがあり重量がある、ということから、8つの爪でしっかりと固定しました。
シトリンは、三角の形状に合わせて3つの爪で固定。
アクアマリンは、なるたけ石を隠さぬよう、上記2つに使用したものより少し細いワイヤーで固定。
縦の長さをなるたけ短く、かつデザイン性も高く、というところを狙って、バチカンにアクアマリンを組み込むデザインを採用しました。
バチカン部分の巻目も、アクアマリンが引き立つよう、アクアマリンが放つ光芒のような巻目を採用しました。
縦の長さをコンパクトにするための工夫は、2点あります。
1つは、シトリンとカイヤナイトを、わずかに重ねるように配置したデザインを採用したこと。
シトリンとカイヤナイトは、実際には石同士は接触していません。
石には、ワイヤーも接触していません。
それぞれの石を固定しているワイヤーと、装飾部分のワイヤー部分を接触させて固定しています。
そのため、石が石やワイヤーと擦れて傷ついたり、欠けたりすることはありません。
2つ目は、光芒モチーフを、アクアマリン固定ワイヤーと同じく、少し細めのワイヤーで作成したこと。
細めのワイヤーでモチーフを作成すると、全体のサイズを小さくできるほか、小さなサイズのモチーフでも繊細さが失われないという利点があるため、最優先事項を遵守し、かつデザイン性を高めることもできます。
多くの工夫を盛り込んだ、とてもチャレンジングな作品になりました。
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